一般に、勉強方法というと百者百様といえるほど広がりをもってきます。人はみな自分だけの勉強方法をもって生きてきたといってもいいのではないでしょうか。
自分の経験からもいえること。それは、学校で勉強方法を教えてくれることはなかったということです。みなさんも、これまでの勉強は、仕方なく自分のやり方でやってきたのではないかと思います。少し早くから受験勉強の経験のある人は、中学受験あたりから必死に勉強を開始し、高校、大学へと進学したことと思います。また、そのほかの人は、ほとんど高校受験から受験勉強を始めたという人が多いのではないでしょうか。そして、大学受験で一生分の勉強をやる。そんな勢いで勉強をしたのではないでしょうか。
その結果、希望の学校に入学ができた人、残念ながら希望通りにはいかなかった人、途中で勉強の世界から身を引かざるを得なかった人、いろいろいらっしゃると思います。
世間では、人は生まれながらに頭の良し悪しが違って生まれてくると信じられているようです。確かに、生まれつき頭の良い人はいると思います。しかし、そんな人はほんのわずかです。ほとんどの人はほぼ同程度の能力をもって生まれついています。
あなたは、自分は、頭が悪いから勉強しても無駄、といってあきらめていませんか。何の努力もせずあきらめていませんか。
仮に良い大学に合格した人がみんな頭の良い人かといったらそうではないと思います。自分なりに合った勉強方法を効率的に進めることができた人は、必ずしも頭がよくなくても、それほど苦労せずに良い大学に合格していると思います。
勉強は、遠い昔のことといって、あきらめていませんか。あきらめたら、その先には何もありません。中学校の頃、高校の頃、または大学の頃---、いろいろあるでしょうが、人生は勉強の連続といえると思います。人生を前向きに光り輝くものにできるのは、ご自分だけ!自分が自分を信じてやれないで、何ができるでしょうか。弱気の虫を退治して、頑張りましょう。
中高年の方にとって、勉強はきついかもしれませんが、避けずに向かっていきましょう。何か、資格を取ってみませんか。
やはり、毎度毎度思うことですが、みなさんも、もう一度、ご自分の可能性にかけて、今一度“輝いて”欲しいなと思います。
(文責 田中正彦)