勉強方法(7)資格速習法

    大変なのは離陸まで
    大変なのは離陸まで

今回は、またまた前回に続いての資格の勉強方法についての話ですが、もう少しお付き合いください。ご自分が受けようとする資格の合格までに要する受験期間を6つに区分して考えるとき、期間1.2.3くらいまでの間は、とにかく一所懸命に範囲を回して、知識を一度でも頭のフィルターに通しておくことが必要となります。

そして、ある程度、知識が蓄積されてきたと思われる時期、すなわち期間3の後半から4の時期あたりでテイクオフ(離陸)となります。

飛行機も離陸するまでは最高に力のあるエンジン(ロー・ギヤからセカンド・ギア)で地上を走り、離陸に必要なスピードになったときに翼を使って離陸します。この離陸までに使うエネルギーが一番大変なのです。テイクオフしてしまうとあとは、フワッと浮き上がり、地面の抵抗を受けずに風の圧力で上へ上へと上昇していきます。

受験勉強も全く同じことがいえるわけで、一度離陸して合格レベルの高度までもっていく労力は、地上を走っていたとき、すなわち、知識の量を蓄積していたころに比べて格段に抵抗が無い状態で復習できます。離陸さえしてしまえば、あとはどの機長が操縦しても、合格レベルの高度にもっていくのは、簡単です。ほぼ同じようなテクニックさえあればいいわけです。


期間5.6の時期は、とにかく速く回すことが大事です。多少の漏れを気にしていては先に進めません。速習を徹底させることにつきます。最後には、1科目、長くても2時間くらいで回せるようにする必要があります。ここまでくれば、もう合格は後からついてくるような感じだと思います。勉強も楽しく、受験勉強を辞めたくなくなりますよ。
この時期にモグラたたき方式で、忘れたものを完璧にしながら前に進む学習方法では進み具合が遅すぎて、効果が得られない場合が考えられます。


今まで、まじめに受験勉強を続けてきて、何回やっても駄目だと落ち込んでいる方は、離陸する能力はもっているし、既に離陸している状態だと思います。しかし、一度離陸した後は、今までの知識の修得と同じような勉強方法ではだめなのです。離陸までは、最も力強いエンジンギヤを使いますが、離陸の後は、同じギヤではエンジンの回転が足らず、高く飛べません。離陸後に必要なことは、軽やかな回転数を保ってぐんぐん上昇することなのです。このイメージを学習方法に取り入れるといいと思います。

私は、この技術を資格速習法といっていますが、この資格速習法は、決して速読などの高度な技術を使うものではありません。日頃の学習の結果、速読に近い効果を上げることができるようになるという学習法です。

                                (文責 田中正彦)
 

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