⇒ 創業時の事業計画書は、創業時の開始貸借対照表、創業から1年及び2年間の損益計算書の見込みを作成して、ご自分の事業計画がどのような形で進展していくかを書面におとし込んだものとお考えください。
そのような書類には、事業が属する業界の現状と将来分析、その業界の中でのご自身の立ち位置のアピール、ご自分の事業の強み、弱み等を客観的に表現する必要があります。
開始貸借対照表とは、事業に必要な設備資金や当面の運転資金は、どのような方法で、調達するかという開業時点での資産・負債・資本の状態をあらわすものです。
損益計算書とは、事業をいざ始めた時からの成績表(1年が単位)となります。
すなわち、1年間の売上は、いくらで、そのために費用はどれだけかかったか、そして結果として、1年間でどれだけの利益がだせるかを予測することとなります。 これこそ、信ぴょう性の高いものが必要となります。
創業融資の受付公的機関の担当者は、この書類から、いくら貸せるか、貸せないか、貸したらいくらぐらいなら毎月返済できるかなどを見込んでいくわけです。
要するに、公的な資金を皆様の事業に投資するわけですから、滅茶苦茶な貸し出しはできないはずですね。
そうするとやはり、事業計画の重要性は、かなり大きいと考えることができますね。
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